滋賀 ・ 吉野へ 小旅行
2005年5月16・17・18日

〔1〕 西明寺

承和元(834)年、仁明天皇の勅願により三修上人が建立したと伝えられ、
鎌倉時代には17の堂塔と300の僧坊がある大寺院でした。
 戦国時代に織田信長方の丹羽長永の攻撃を受け、本堂、三重塔、二天門のみを残し、すべて消失。
焼け残った本堂と三重塔は、釘を1本も使わない純和風建築で、国宝に指定されています。

  

総檜造りの国宝三重塔には、初層内部に岩絵具で金剛界の三十二菩薩などが極彩色で描かれ、
法華経の極楽浄土がいまも鮮やかに見ることができます。
三重塔の内部は 春/4月8日〜5月8日、秋/10月8日〜11月30日 だけ公開されるとの事で、
この日は拝観出来ませんでした。右の写真はパンフレットから。

  

  

本坊書院の庭は、望月友閑が小堀遠州の庭を手本にして作庭したといわれる池泉回遊式蓬莱庭園。
心字池や山の斜面を利用して配された石組みが、薬師如来や日光・月光菩薩などの仏を表現しているそうです。

藤の花が咲き、楓の赤い実が成っていました。クリックすると楓の実が大きくなります。
  

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