下北半島・津軽半島・男鹿半島・角館 周遊4日間 

[3日目−2] 十二湖・男鹿半島

五能線十二湖駅を右に見て左折しました。

やがて日本キャニオンが見えてきました。ひぐらし橋とは良く名付けたものです。

   

地震によるがけ崩れと地殻にはたらく力によって地層が波状に押し曲げられて、
白い石灰岩の露出した絶壁状の山肌が、グランドキャニオンを連想させることから、

日本キャニオン
という名称が付いたそうです。


クリックして大きな地図をご覧下さい。

十二湖を構成するこれらの湖は、1704年の能代大地震による崩山(くずれやま)の崩壊で
塞き止められた川から形成されたのではないかと推定されています。

十二湖という名称は「大崩から見ると湖沼数が12に見える」ということに由来するとも言われていますが、
詳しくは分かっていません。ただし、偶然にも面積が10,000平方メートルを超える湖沼数は12となっています。

近隣にはブナ林が密集し、それらの水分の含有量が多いため、自然の造った水桶あるいはダムのようであり、
しかも自然の浄化装置を持つとでも表現できるほどの水質の良い水が各所で湧き出しています。

湖の総数は33個あり、それぞれ透明度は高く。それぞれに個性が有り飽きないそうです。

また十二湖の南東方向には世界最大級のブナの原生林が広がり
貴重な動植物が分布する白神山地が連なっています(昨年10月の末に行ってきました)
その時のは 
http://www2.atpages.jp/golber4/07-touhoku-3.htm です。

  
鶏の頭の形のように見えることから、鶏頭場の池と名付けられたそうです。

鶏頭の池の大町桂月句碑

   

山の中 三十三湖 紅葉かな  大町桂月

十二湖湖沼群の中で最も神秘的な「青池」

  

  

 

ブナ林を少しだけ散歩しました。

この前ブナ林を散策したのは秋でしたので
ブナの林は黄色く彩られていましたが、今回は
青々としています。

 遊歩道の石垣の緑の苔は美しく映えていました。  

  

遠くから林のむこうに見えた日本キャニオン。

すぐ傍の

サンタランド白神 へ

サンタランド白神は、深浦町(旧岩崎村)がサンタクロースのふるさとである
フィンランド国ラヌア郡と姉妹都市の締結をしたのを機に計画・建設されました。

サンタホール


サンタクロースの顔をモチーフにした赤い帽子の建物です。
フィンランド輸入商品、クリスマス商品販売と手作り体験ができます。

下左は遊具広場、下右はサンタポスト(サンタクロース岩崎簡易郵便局)です。

  
サンタポストでは郵便業務(切手販売、ゆうパックのみ)のほか、
フィンランドのサンタクロースからエアメールで手紙をもらえる
「サンタクロースメッセージ」の受付けをしています。

その他フィンランド・ラップランド州産の北欧アカマツを材料に組まれた、
本格的フィンランドログコテージもあります。

サンタランド内に有るレストラン「ラヌア」にて昼食。

  

鍋の中のお団子はきりたんぽに似た食感と味だなと思いましたら、「だまこ鍋」と云うそうです。

だまこ鍋
だまこもちが入った鍋のこと。
だまこもちは、秋田県の郷土料理。潰したご飯を直径3センチほどに丸めたもの。
だまこ、やまもちとも呼ばれ、主に鍋の具材として用いられる。

お膳の左下の緑のものはみずのおしんこです。しゃきしゃきとして美味しいつけものでした。

北東北でふんだんに採れる山菜「みず」
ちょっぴりつるつるして、あっさりクセもない美味しい山菜ですが
残念な事に皮とすじが多く、そのままでは口に残って飲み込めません。
そこで津軽では一本一本ていねいに皮をむき、すじをとり手間暇をかけて食卓にのせます。

次に小玉醸造のみそ蔵を見学しました。

  

  

れんが造りの蔵でしたが写真を撮りませんでしたので下をクリックしてご覧下さい。
ちょっとお散歩 味噌・醤油の香りに誘われて

1時間20分程走って男鹿半島 入道崎へ着きました。

アホな話しですが、ここへ来て男鹿半島(おがはんとう)と牡鹿半島(おじかはんとう)の違いがはっきりしました。
男鹿半島(おがはんとう)は、秋田県の西部に ある日本海に突き出た半島で、
牡鹿半島(おじかはんとう)は、宮城県の北東部にある太平洋に向かって突きだした半島でした。

入道崎は縞々の灯台があり、夕日が日本海に沈む、景観地です。

   

 そして、この地は北緯40度の位置にあり、北緯40度のモニュメントもあります。

 

  

   

この石の隙間から次の石がみえます。この石の列んだ線が40度線かと思ったら違うのです。
この線に垂直なのが北緯40度線です。

お土産物屋の前には記念撮影用のなまはげが。

天気が良ければここの夕日は素晴らしいそうですが、
生憎曇っていました。

 

 

その夜は男鹿温泉郷 泊まりです。

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