下北半島・津軽半島・男鹿半島・角館周遊4日間 

[4日目−3] 角館

角館に到着後、駐車場から歩いて青柳家へ向かいました。

青柳家 秋田県指定史跡(主屋・門・蔵)

青柳家はもともと芦名氏譜代の侍だったが、断絶後、佐竹北家の組下となった家柄。
代々の役職は納戸役を多く勤め、実禄は104石。高い格式を誇っていました。

薬医門の写真を撮るのを忘れましたのでパンフレットを利用しました。

     

邸内は下図のようになっています。

万延元年、藩への功績が認められ特別に許された青柳家の薬医門。
門はその家の位や威信を表すとされていた当時、上級武士にしか許されないはずの重厚で格調高い造りは、
青柳家の誇りでした。そして今、その粛とした姿は角館の象徴となっています。
ガイドさんに門の前の馬つなぎ石(穴の開いている石)と馬乗り石を教えて貰いましたが、
帰りに撮れば良いと思ったのが間違いでした。すっかり忘れてしまいました。

稲庭古来堂で稲庭うどんの昼食を戴き、食後は自由に邸内を見て回りました。

  

ハイカラ館

ハイカラ館は平賀源内、小田野直武など角館ゆかりの先人の
先取的思想とハイカラ指向を受け継ぐアンティークミュージアム。
1階は直武が東北に始めて持ち帰った南蛮茶(コーヒー)が自慢の喫茶室とおみやげコーナーです。

  
アメリカ製の幻の名車「インディアン号」(1917)

  

  
右の写真をクリックすると説明が大きくなります。

  

 

左の写真の売店で
美味しそうな
なると餅を買いました。

  

なると餅は餅米を砕いて
捏ね、あんこを入れて
蒸したものです。

 その日のうちに
 食べて下さいと云われた
 ので北上駅の待合室で
戴きました。

 

  
「神明水」は裏山から流れ込んでいる沢水。数百年間変わらない水質の良さを保っています。

 

  

  

  

  

  

  

角館 樺細工伝承館

ヤマザクラ類の樹皮を用いて作られる工芸品を

樺細工(かばざいく)といいます。

実演していました伝統工芸士栗栖得三氏の

作品「茶味」を買いました。 

    

   

  

ヤマザクラの樹皮を使うのにどうして「樺細工」というのでしょうか。
使っている材料はオオヤマザクラ及びカスミザクラの樹皮だけです。
どうして「カバ細工」と言うようになったのかはいろいろな説があり、はっきりしたことはわかりません。
角館でも、むかしは「サクラカバ」と呼んでいたのが、今ではカバといえば桜の樹皮をさすようになりました。
桜皮を使っていることをわかりやすく示すために、「桜皮細工」と書いて表示している場合もあります。

松本家

小人町は足軽、中間などが住んでいた所で、
松本家も軽輩でしたが「鳥帽子於也」の著者須藤半五郎を出した尚学の家です。
幕末のころの建築の、下級武士の家です。また春から秋にはイタヤ細工の実演も行われています。

  

  

イタヤ細工は寛政時代(1790年頃)に、角館の雲然地方におこった仕事と伝えられ、農家の副業として発展してきました。
主材料はイタヤカエデ類の若木で、この根元120センチメートル前後を裂いて帯状にし、
これを織ったり編んだりしながら様々な製品が作られます。

松本家の近所にもっちりまんじゅうを売る店が有りました。買いませんでしたが、きになるので検索しました。


もっちりまんじゅう 黒糖の皮にやわらかいアンコ。甘みを抑えた 素朴な味に仕上げてあるそうです。

 駐車場の近くの店先に
 稲庭うどんの端物を売って
 いました。
 30人分・2700円です。

バスで2時間ほど走り北上駅に着きました。

駅構内に「鬼剣舞」と「鹿踊り」の人形が飾ってありました。

北上みちのく芸能まつり(8月の第1土曜日からの3日間)
北上を代表する伝統芸能「鬼剣舞」のほか、鹿踊り、神楽などの東北各地の伝統芸能を一挙に披露するそうです。

  

北上駅からはやて24号で東京駅へと帰ってきました。

今回の旅行も盛り沢山で、いろいろ観たり、体験したり出来充実していました。

なかでも 「恐山」 へ行けたこと、なははげを体験出来たことが良かったです。

近いうちに角館に行く予定ですので、今回見逃した所を観てくるつもりです。

基本の旅行代金は3泊4日で 59,800円でした。

終わり。

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追 記 

40日程後に西馬音内盆踊りを観に秋田へ行き、帰りにまた角館へよりました。
その時の角館は  
[3] 秋田のホテルの近くと角館  を御覧下さい。

   

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