2012年 山梨県富士川町に残る旧家秋山邸の「今」を観に

2012年4月25日

富士川町



【7】 酒蔵ギャラリー六斎



株式会社 萬屋醸造店

 与謝野寛・晶子夫妻が増穂町に来訪した際に与謝野晶子が詠んだ

「法隆寺など行く如し甲斐の御酒春鶯囀のかもさるる蔵」

から、それまでの「一カ正宗」の銘柄を 春鶯囀(しゅんのうてん)と改めたそうです。

ところで 春鶯囀 とは何なのか?いろいろ調べてみました。

唐の高宗(649〜683)が、あるとき鶯の声を聞き、楽工白明達に命じてその声を模して楽を作らせ、「春鶯囀」と名付けたといわれています。

また

与謝野晶子が訳した源氏物語の中で〔春鶯囀の舞がおもしろく舞われた〕とありました。

雅楽のようです。もともとは唐楽?



六 斎 

六斎日(ろくさいにち)とは、仏教の思想に基づく斎日のひとつで、

六斎日にちなんで月に6回行われる定期市を「六斎市」(ろくさいいち)と呼ばれるようになりました。

六斎市には人々が大勢集まるので、それにちなんで、人が大勢集まる場所にしたいと 六斎 と名付けたそうです。






酒蔵ギャラリー六斎は、昔の蔵を改装し、旬のお酒の利き酒やアートを楽しめる空間として公開しています。

   

2階はギャラリー「ろく」ですがこの日は特に展示物は有りませんでした。下右の写真。

   



カフェ・コクリコ

与謝野夫妻が泊られた座敷をカフェとして開放。

酒造りの仕込み水でいれたコーヒーと、

酒米を精米するときに出る胚芽を使ったケーキを頂きました。



与謝野晶子が詠んだ歌が刻まれた石碑。

   

   



瓶が可愛いので 六斎 を購入。



布袋入りの春鶯囀とミニチュアも。



小さな小さな「春鶯囀の酒肴セット」



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富士川町は地図にも有りますように、ダイアモンド富士 が見られる地でもあります。

当初は欲張ってダイアモンド富士も見られたら良いなと考えましたが、

冬至前後の短い期間しかみられませんので、今回は諦めました。

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後は一路甲府駅まで車を進め、

お茶を飲みながら精算、

車組と列車組に分かれて帰途につきました。

素晴らしい旅を企画し、誘ってくださったことを感謝しております。

同行の皆さん有難うございました。

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