2015年・春の小さな旅
=高松・丸亀・倉敷・岡山を巡る=
[9] 3日目-2
閑谷学校
(しずたにがっこう)
次に向かったのは、
2015年4月23日 日本遺産に認定された
特別史跡 旧閑谷学校
でした。
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バスをおりて、 まず
泮池
にかかる石橋をわたり、校門へ。
校 門
閑谷学校の正門で、扉を開閉する時に鶴の鳴き声に似た音がするので、鶴鳴門とも呼ばれています。
石塀(せきへい)
石塀は校門の左右から出て、閑谷学校の施設をすべて囲み全長675mにもおよんでいます。
河内屋治兵衛を棟梁とする石工集団によって築かれたもので「切り込み接ぎ式」の工法が用いられており、
元禄十四年(1701)に完成しました。
内部には洗浄した割栗石をつめて排水を助けており、三百年を経て今も変りません。
石壁の上部が丸いのは、城壁と間違えられない為だそうです。
日本遺産認定 2015年4月23日
「近世日本の教育遺産群−学ぶ心・礼節の本源−」として
水戸市:旧弘道館、 足利市:足利学校跡
備前市:旧閑谷学校
日田市:咸宜園跡、が認定されました。
認定されたのは、私達が訪れた前日で、ニュースで知りました。
パンフレットから
絵葉書の袋です。
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国宝 講堂(こうどう)
元禄十四年(1701)の完成です。
内部は十本の円柱に囲まれた内室と、その周囲の入側からなり、外廻りを広縁でとりまいています。
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聖廟
と
閑谷神社
重要文化財 聖廟(せいびょう)
聖廟前に植えられているのは、
楷の木
楷は東南アジアや中国に自生するウルシ科の植物。
大正四年(1915)林学博士白沢保美氏が中国・曲阜の孔子墓の楷の実を持ち帰り育苗したのが日本における最初のものです。
その内の二本が大正十四年に閑谷学校に寄贈され移植されました。
秋の紅葉が非常に美しいそうですが、残念ながらこの時は春。絵葉書から拝借しました。
扉は閉まっていましたが、案内の学生が孔子像の写真を見せてくれましたので、それを拡大しました。
屋根瓦の下に、水はけと空気の流通の為に管を通してあります。
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重要文化財 閑谷神社
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飲堂 と 習芸斎
飲堂 教師生徒の休憩室。
習芸斎 毎月朔日には朱文公学規の講話がなされ、近隣の百姓の聴講も許されました。
三・八の日には五経などの講釈が行われました。
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案内してくれた高校生
この地に関係ある人達のパネルです。
名前だけ取り出しました。
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黄葉亭 四畳半一間の茶室です。
以前 岡山在住の友人夫婦とここを訪れました。当時閑谷学校は青少年の研修所になっていました。
その時には、この茶室でお茶をたてて頂きましたが、
今回は行きませんでしたので、絵葉書を転載しました。
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