09年 世界自然遺産を観に済州島へ

2日目ー1

【 万丈窟〜〜城邑民族村〜〜昼食 】

ホテルでの朝があけました。

  

先ずはホテル内の三多庵で あわび粥 の朝食を。


日本語の話せるドライバーの案内で8時55分観光に出発。

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まずは 世界遺産 萬丈窟 へ

日本語のパンフレットがありました。

入り口です。

暗いし、床は溶岩ですから凸凹していて非常に歩きにくいので、途中の亀石で私だけ引き返しました。

  

パンフレットだとこうゆう風になります。

0.6kmの所で引き返したことになります。

皆は一番奥の溶岩石柱まで行きました。行かれなかった私は下の模型をみて想像しましょう。

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城邑民族村へとすすむバスの中から見た お墓 です。
周囲に石を積み、中に土を盛り上げてあります。方々でみられました。

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城邑民族村

城邑民族村は人工的に作られたのではなく、人々が普通に暮らしていて、
村の人がボランティアで村の中を案内してくれます。入場料はとられません。

役所です。

まずは車で周りをぐるっと周りました。

  

伝統家屋の屋根は藁葺きで、その上には縦横方向に無数の縄がかけられています。
この縄は「風」の多い済州島で、屋根が飛ばされないようにと工夫されました。
また屋根は低くなっています。壁は石と土とで出来ています。
家の外側も石垣で囲まれています。

いよいよ村の中へ。最も古いトルハルバンと村の広場立つトルハルバン。
この広場で案内人にむかえられました。とても元気の良いおばさんでした。

  

左の家は案内の人達が詰めている所のようです。

家の入り口にはこの島独特の3本の棒と、両側に穴のあいた石の柱が立っています。
1本だけなら、ちょっとそこまで
2本なら、2〜3日の留守
3本とも架かっているなら、1週間以上の留守
3本全部はずされていたら在宅してます。

という合図なんだそうです。この日は全部はずされていました。

    

冬虫夏草

萱葺きの屋根を下から見上げた所です。
 この屋根は年々上に重ねられていくのですが、
 一番そこの方からは冬虫夏草が採れるそうです。

 冬虫夏草は別名を「中華虫草」ともいい、
 「冬虫夏草」の名称は、チベットで昔
 この菌が冬は虫の姿で過ごし、
 夏になると草になると考えたことから名付けられたそうです。
 冬に萱の中に湧いた虫に寄生する菌類(茸)のようです。

 生薬として健肺、強壮効果、抗がん効果があるとも言われ、
 薬酒を作る材料として、
 また、
 健康食品としてのエキスを抽出するのにも利用されるとか。

 万病に効く漢方薬だそうです。(眉唾もの)

 ただ此処では国が管理していて勝手に使ってはいけないそうです。

馬小屋

黒豚のいるトイレ

石の隙間の上にまたがって用をたすと、黒豚が下に来て食べてしまうそうです。
豚を追い払う棒が置いてあります。

  

部屋を暖めるオンドルの焚き口。

奥に有るのが家長の家。

入り口のつっかえ棒をとると、風よけ、雨よけになります。日中は日除けにも。

長男・次男の家も敷地内に有ります。

お父さんとお母さんの部屋です。

一家の台所で、それぞれの竈が並んでいます。
家長・長男・次男・三男・四男と四世帯が住んでいて
それぞれの家のお嫁さんが食事の支度はします。
 長男は家を改築し、台所もその家の裏に作ったようです。 

   
   このお釜のの蓋は裏返してフライパン替わりにもなります

挽き臼と水甕

挽き臼は雌の馬と牡の馬とでひかせます。

赤ん坊を入れておくゆりかごと水甕。

水が浸透してしまう熔岩石のこの島では井戸が少なく湧き水を汲みに行かなくてはなりませんでした。

  

水汲みは女性の仕事で、この水甕を背負っている像を他の場所で沢山見かけました。

済州島の女の人は良く働き、男の人は働かないそうです。

済州島には「三多・三無」と云う言葉があるそうです。
「三多」とは石と風と女が多い。
「三無」とは泥棒と門と乞食が無い。
と言うことだそうです。

女の人は海に潜る海女の仕事にかけては、非常に優れており、日本の三重県にも出向いているそうです。
その他に、畠の仕事も女の人がやります。大変ですね。

雨水を無駄にしないために、降った雨を藁を伝わせて甕に溜めています。

五味子

  

五味子
五味子という実をアザミの蜂蜜と漬け込んで甕の中で半年以上寝かせます。
甕を半分地中に埋めてあります。このことによって夏は腐らないし、冬は凍らないそうです。
五味とは、甘味、苦味、辛味、酸味、塩味の5つの味を持っているからで、
どの味を強く感じるかによって健康状態が分かるそうです。

敷地内には白菜の畠と蜜柑の木がありました。

韓国では蜜柑の産地は済州島だけだそうです。

公民館と称する所に連れて行かれ、お土産用の
馬の骨の粉、五香子、冬虫夏草の宣伝と販売がありました。
息子達は五香子茶を買っていました。

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車で次の予定地 城山日出峰 へ向け出発。

城山日出峰が見えてきましたが、その前に昼食です。
ドライバーにおまかせ。

キムチその他はメインの料理が来る前から沢山並んでいます。

 

チヂミと海鮮鍋と太刀魚焼物とウニ若布スープでお腹一杯。

いよいよ午後は坂道を上ります。

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