2012年 世界遺産アンコール・ワットへ
【4】
2日目 2月27日(月) 午後 バンテアイ・スレイ
バンテアイ・スレイ はヒンドゥー教の寺院遺跡です。
「バンテアイ」は砦、「スレイ」は女で、「女の砦」を意味します。
大部分が赤い砂岩により建造されており、規模こそ小さいですが、精巧で深くほられた美しい彫刻が全面に施されています。
こうしたことから観光客には大変な人気があり、「アンコール美術の至宝」などと賞賛されています。
中でも「デヴァター」の彫像は「東洋のモナリザ」とも呼ばれています。
1923年にはフランス人のアンドレ・マルローがデヴァター像を盗み出して逮捕され、注目を集めました。
デヴァター像
パンフレットから借用。
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午後2時にホテルをバスで出発。
途中でマイクロバスに乗り換えて遺跡近くまで。
ここからは、歩きます。
売店はもう店仕舞い?
入口の門は多数の彫刻で埋め尽くされています。
左は、ヒンドゥー教のヨニ(女性器)、豊穣の象徴です。 右は文字が刻まれています。
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Devatas デヴァター
女神を意味していているというその華麗な肢体は寺院の壁面にレリーフとしてデザインされています。
いわゆる「東洋のモナリザ」と称されるデヴァター像です。
東洋のモナリザとの命名はアンコール遺跡群研究の第一人者、石澤良昭さんの命名ということです。
どれが「東洋のモナリザ」と云われているのか、はっきりしませんでした。
人によって好みが違いますから、あれも、これもかも。
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「地雷受害者」の文字が目に入りました。
カンボジアと地雷 今でも地雷による被害が多数起こっているのを思い知らされました。
現在、世界中に約7000万個の地雷が埋められていると言われています。
カンボジアでは1960年代にベトナム戦争が激化し始めた頃、
アメリカ軍特殊部隊がカンボジア領内に地雷を埋めたのが地雷敷設の最初だとされています。
1970年から約30年に及ぶ内戦中に、紛争4派(政府軍、クメール・ルージュ、シハヌーク派、ソン・サン派)によって
狭い国土に大量の地雷が埋設され、世界で最も地雷埋設密度の高い国と言われています。
また、現在地雷と同程度の被害を出している不発弾(UXO)は、
ベトナム戦争の際に米軍によってカンボジア・ラオスにも大量の爆弾が落とされたものが、
現在でも大きな被害を及ぼしているそうす。
演奏者の前に椅子が並んでいました。わずかな寄進をして音楽を聞かせて貰いました。
少し離れた所にいた人が、「座りたいけど、お金を払わなければならないから」 と話しているのを聞いてがっかりしました。
観光客相手の、真新しい土産物屋がならんでいます。
客待ちをする トゥクトゥク
マンゴー
と ジャックフルーツ
マイクロバス から 大型バスへとのりついで、次の 東メボン
へと向かいました。
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