「ツェチュ」を観に ブータンへ
2005年3月21日〜30日

〔13〕 6日目 3月26日  バロ 9

この日はタクツァン僧院へ馬に乗って行く予定で全員張り切っていました。
ところが、国王が参拝に行くので、道が閉鎖され行くことが出来なくなりました。
急遽、午前中は国立博物館へ、午後はダショー・ニシオカ追悼チョルテンへ行くことになりました。
後で別行動をしたグループの人に聞いたら、前日から判っており、交渉して前日のうちに行って来たそうです。ガイドの力量の差かな?  

国立博物館

国立博物館は、もともとパロ・ゾンのの背後を守る望楼(タ・ゾン)として建てられました。
半円を組み合わせたような複雑な構造になっており、壁の厚さも場所によって違っているそうです。
確かに中に入ると複雑で、まるで迷路のようでした。建物自体が歴史的な文化財です。

中は撮影禁止でした。

パロ・ゾンから眺めた国立博物館(前日写したもの) と 入場料を支払うガイド。
  

  

下を見下ろすと、パロ・ゾンが眞近くみえますが、自動車道はぐるっと大周りをします。

いったんホテルへ帰り昼食、一休みの後

ダショー・ニシオカ追悼チョルテンへ。

ダショーと言うのは貴族・政府高官などに贈られる爵位の事で、
農業で貢献した日本人の西岡京治氏は国王からこの称号を贈られています。
西岡氏の功績の中心となるのは、パロをベースにした近代的稲作技術の導入、
野菜栽培、ジャガイモやリンゴなど輸出換金作物栽培振興などです。
1964年、当時の海外技術協力事業団から派遣されて、夫人とともにブータン入りし、
1992年に現地で亡くなるまで、28年間にもおよぶ長い期間努力されたそうです。

ここは西岡氏のデモンストレーション農場が有った所です。おおきな松ぼっくりが沢山落ちており、
お土産に拾っている人もいました。(空港で没収された人もいます)
  

農家が点在する棚田が見渡されます。
  

僧院の見える所が有ると云うので、そちらにも行くことになりました。

  

はるか彼方の絶壁に僧院 ゾンダカ・ゴンパ が見えました。
この僧院はパロ・ツェチュの前後に、分離してツェチュを開催するそうです、リーダーはそれも見たかったとか。

途中からは車をおり徒歩で。しばらく行くと、ぱらぱらと雨が降り出し、標高の所為も有って、ばててきました。
僧院も見え、先行した人からこれから先はとても急な道なので、引き返した方が良いと云う意見がでました。
車も通れそうなので、迎えに来るようにガイドに頼み、雨宿りしながら待ちました。
 ところが少し広い所には変な形で車が停めてあり、Uターンできません。
上の方でやっとUターンしてきた車に乗り込みやれやれと思ったのも束の間、
車輪が道路の段差に陥没して動かず、てんやわんやでした。

  

待っている間、小高い所のお祭が終わったようで、いろんな人が降りてきました。
カメラをむけても嫌がらずにモデルになって呉れます。

  

     

ブータンのトラックは日本のトラック野郎も真っ青のデコレーションです。
色々な吉祥紋、そして、ヘッドライトの傍にかならず「眼」が。

  
山道で。

  
パロの町で。

ブータン最後の夜はホテルで夕食。白いご飯で I 氏持参の「さけ茶漬」もいただきました。

   

記念撮影

2005/4/29 制作

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