晩秋の小さな美術館の旅
山形・新潟 編

2012年11月7日(水)〜9日(金)

【2】 寒河江市役所  先年他界した黒川紀章の設計。                       



寒河江市庁舎は建築家黒川紀章のいわばデビュー作です。1967年の竣工、弱冠33歳。

市民は外部の緩やかなスロープを登って2階の市民ホールに入ります。その下に議場を設けました。

3階から上部の床が外に大きく飛び出している形が特徴的です。

竣工後に革新的な構造設計のため、キャンティレバー(跳ねだし)の先端が垂れ下がりました。

外から眺めただけです。

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この日のお弁当が配られました。

米沢駅の松川弁当店の牛角煮弁当です。


 
まず、黒光りしている牛の容器に吃驚!

大きな塊の牛肉がごろごろ載せてありました。私の歯でも何とか噛めましたから柔らかい方でしょう。

味付けはちょっと濃いめでしたがグーでした。

それと蓋を開けるとセンサーに反応してメロディーがなりだしました。

昭和40年代に奥羽本線「特急つばさ」の車内放送で使われていた「花笠音頭」です。

なお容器は松坂駅「松阪牛モータロー弁当」との共同プロジュースだそうです。
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【3】 慈恩寺 



天平18年(746)、聖武天皇の勅命によってバラモン僧正が開いたと伝わる古い歴史をもつ一山寺院です。
江戸時代には幕府から2,812石余の御朱印を受け東北随一の巨刹として栄えました。平安末期から室町時代にかけての
仏像、仏画、仏具など京都の貴族文化の流れを汲む文化財は、平泉中尊寺に匹敵すると言われています。

本堂(弥勒堂)
元和4年(1618)山形城主最上義俊の時に完成し、桃山建築の様式を残した国の重要文化財建造物です。
柱は慈恩寺の山中に自生していた姫小松を用いています。茅ぶき屋根は、平成17年に津軽産の葦でふきかえました。









非公開なので3枚の写真はパンフレットから拝借。

山 門
楼門づくりで伽藍を守護する仁王尊が祀られているので仁王門ともいいます。



   

三重の塔
もとの三重塔は慶長13年(1608)に建立されましたが、後に焼失し、その後は地元の棟梁 布川文五郎氏が文政13年(1830)に再建しました。
高さ28メートル、山形地方の盆地では唯一の塔です。塔は心柱でバランスをとるような仕組みになっています。



阿弥陀堂



薬師堂
薬師堂にある薬師三尊(薬師如来・日光菩薩・月光菩薩)と、眷族である薬師十二神将は、国の重要文化財に指定されています。
卯神将と巳神将は、ワシントンで開催の国際彫刻展に日本を代表して出陳されました。







  
玉こんにゃくを食べましたが、しょっぱい味が染み込んでいて辟易しました。

消火栓も備わっています。


次は鶴岡市致道博物館
 

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